昨日ストックボイスのワールドマーケッツでコメントをした手前、
有料読者にはお詫びをしつつ、補足のため、
特別に今日のTAKIZAWAレターを添付、、、。
昨日VIXは、3月以来となる200日線超え。
本来なら、ここから株を売りたくなるところ。
だが、BREXITやFOMCを控え、敢えてここはショートカバーが妥当。
なぜなら、今のアルゴはほとんどがKNEEーJERKを狙っている。
また10年のドイツ国債がマイナスになったのも一旦目標達成感。
今日の株はポジテイブで終わると見るべき・・
それにしても、MEDIAというのは本当に脅威だ。
事実と関係なく、政治に利用される度合いは、今も昔も恐ろしいレベル。
大統領選、BREXIT、メディアがPOLLを発表し、
後から国民がそう思ってしまう心理ゲームが、
あちこちで展開される。
そんな中、比較的冷静なのはマネーをかけた指標。
前回の大統領選も、メディア誘導で”ロムニー有利”
とされる時期があった。だがお金をかけたチャートで、
オバマがロムニーに負ける局面はなかった。
その意味で、BREXITの実勢は添付のチャートが参考。
余談だが、舛添問題も同様だ。
メディアがこんな小事を煽っている間にも
世界ではいろんなことが起こる。
東京五輪で使われた賄賂については、
日本のメデイアは敢えて触れないようにしている感。
しかし、金が渡った先は、ロシアのドーピング問題の中心人物でもある。
http://www.japantoday.com/category/sports/view/2020-tokyo-olympic-organizers-staying-away-from-bribery-investigation-politics
フランスは何を考えているかわからない。
また日本とロシアが北方問題などで近づきすぎると、
アメリカは困窮する韓国を救うためにも共催などの
難題を押し付けてくる可能性はないのか。
日本国民がメディア誘導の小事にかまっている間にも、
金融市場や国際政治での大きなリグは、
いつも日本を狙っていることを意識する必要あり・・。
いずれにしても、日本やドイツの敗戦国、
あるいはギリシャ・ローマの過去の国、
さらにスイスなどの中立国、
そして北欧の社会主義へ移行している国から
マイナス金利は浸透してきた。
こういう国は、過去を踏まえ、
既にいい人による、いい国を目指している国。
しかし、歴史で世界を牛耳るのは、強い国であって、いい国ではない。
ただこの250年、世界を牛耳った米英にも
確実にリベラル化の流れが浸透している。
その流れに逆行する最後の抵抗?も起こっている。
米英が利上げやEU離脱へ傾けば、
1000兆円のマイナス金利の債券はどうなるのか。
ここが崩壊すれば必ず株も崩壊する・・
BREXITでドイツ国債を買う行為は、
平和に慣れすぎた債券プレヤーの集団自殺になる可能性もある・・
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