ゴゴジャンTakizawa レター

ゴゴジャンTakizawa レター
ビックピクチャーとマーケットのメカニズムは車の両輪

2016年8月3日水曜日

アメリカがリオで王座を譲る理由


先週、ジョコビッチに負けて準優勝だった錦織選手のインタビュー。.
冒頭で錦織選手は「来週はオリンピックに参加する」と、力強く語った。

清々しい違和感だったのは、盛り上がりに欠けるアメリカの五輪ムードのなか、
本来五輪大好きの自分自身も、リオに興味を失いかけていたからだ。
それを錦織選手が吹き払ってくれた。

アメリカは過去3回主役だったマイケルフェルプスがピークを過ぎ、
主要メディアがリオをあまり取り上げてこなかった。
こぞって取り上げたのは、ロシアのドーピング問題ぐらい。

そもそも単独支配国家として、スポーツで国威高揚をする必要のないアメリカ。
国民は団体競技では4大スポーツに熱狂している。五輪が盛り上がるときは、
個人競技にスーパースターがいる時だ。

ナイキなどがスポンサーになり、メディアが取り上げてムードづくりをする。
つまり、主役はビジネス・・。しかし今回はヒーローの後退期になり、
国内は大統領戦で盛り上がっている。

そこで、この大会は、アメリカがどれだけメダルを取りこぼすかに注目している。
ロシアのドーピングばかり話題だが、バレずに参加する選手にも影響するはず。

さらに国内政治が分裂で別の意味ので盛り上る一方、
ビジネス面のサポートはいつもに比べて貧弱だといわれる。
ならば、日頃整った環境にいるアメリカ人選手が、リオの選手村の環境で
インセンテイブを維持できるだろうか・・。

いずれにせよ、歴史的に国力と金メダルは比例してきた。
個人的に今回アメリカは金メダルで中国に負けると予想する一方、
日本の大躍進を確信している。

中韓もそれなりに頑張るだろうが、東京を控え、
五輪大好きの日本のサポート力はトップだと思う。
そして、今の世界情勢とは隔離された日本の団結力は
こういう時にこそ、威力を発揮すると予想。

ゴールドマンサックスはロンドンでの日本の金メダルを8個の予想した。
4年前はほぼ的中したが、今回は大外れになる予感。
日本の金メダルは20個 メダル総数で50個は、十分可能・・

             (ゴールドマンのメダル予想)


0 件のコメント:

コメントを投稿