ゴゴジャンTakizawa レター

ゴゴジャンTakizawa レター
ビックピクチャーとマーケットのメカニズムは車の両輪

2016年9月29日木曜日

PV(ページビュー)より価値があるモノ



先週フェイスブックは、過去2年間ビデオの視聴回数を80%水増ししていたことが判明。ページビューが根幹の同社において、信用を揺るがす話のはずが、株価はそれほど下がっていない。ミレニアルを代表する銘柄なので、ミレニアルは売らないのだろうか。そしてこのページビューの水増しは、大統領選の支持率に似ている。とにかく大きな数字にしないといけない。

そういえば、アップルも新商品も、発売直前に予約で品切れたと報道された。業界下位のTモバイルの社長は、前シリーズの4倍の予約が入ったといった。株価は上がった。でも圧倒的上位のべライゾンとATTからは派手な話はなかった。

では一体どれだけ初日に売れたのか。当日具体的な数字を探したが、見つからなかった。見つかったのは、年末までの会社の強気な見通しだけ。結局翌週になって、それほど売れたわけではないことが判明した。

このブログでは、好き勝手を書いているが、最近東洋経済のオンラインに記事を載せてもらっている。オンラインの記事も、内容よりも、まずはページビューが全て。読者をひきつけなければならないタイトルや小見出しは、出版の専門家に決めてもらう。オリジナルの意図が変わることがあるが、まあそういう時代だということだろう。

そなな中で楽しませてもらった朝ドラ。「暮らしの手帳」は読んだことはないが、
大橋鎮子社長や花森安治編集長の覚悟は、今の時代だからこそ敬服にあたいする。

http://toyokeizai.net/articles/-/138056

2016年9月23日金曜日

理想的、アメリカ的家族”の崩壊




http://marukano-gb.blogspot.com/2014/12/blog-post_11.html


ずっといろんなところで、

ロシアや中国の一党支配崩壊より、

アメリカの分裂の方が早いと言ってきたけど

このアメリカ的で理想的な家族の終焉は

大統領選の後のアメリカを予兆している・・


そういえば、日本でも”10年以上前

世界に一つだけの花”で感動をさそったSMAPも解散する。

ならそろそろ平和ボケから、

現実に対して目を覚まさないと、、。

2016年9月21日水曜日

ウィーク・オブ・レコン


今年からブログを、真マネー原理から、

デイ・オブ・レコンに変えた。

同じ意味で、今週は ザ・ウィーク・オブ・レコンになる可能性。

どちらかというと、それはFEDよりも日銀。

日銀の、本質・正体が、明らかになること期待。

別に批判も賛同も必要ない。

淡々と、起こることが判ればよい。


ところで、9月、10月、は、

リーマンショックの再来になるという人がいる。

でもそれはない。理由は何度も説明した。

何かが起こるなら、リーマンでは済まない。


一般的には最近のバブル相場崩壊は、次のように説明される。

2000年 ハイテクのバブル崩壊。

2008年 住宅のバブルの崩壊。

まず違うのは、前者は評価のバブル。

後者は信用創造(レバレッジ)のバブルだったこと。

でもバブルが崩壊したもっと直接的な理由は別だろう。

(昨日のTakizawa レターで紹介)

同じ答えが見えるかどうか。

それがウイーク・オブ・レコンへの期待。

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2016年9月13日火曜日

常識が非常識に負けるとき



           http://toyokeizai.net/articles/-/135745

            病気説が出たヒラリーを必死で支える大手メディア。
    WポストとNBCは、まだヒラリーがリードしていると主張するが、
    その信用力は低下の一途。

    そもそも親ヒラリーでない人は、
    ヒラリーが倒れたのは、肺炎ではないと思っているはず。
    
    もし本当にウイルス性の肺炎なら、
    回復した後、(TV向けに)女の子を近づけるのはおかしい。
    
    また前日、友人で献金をしてもらっている
    バーバラストライサンドに会うのもどうか。
    バーバラストライサンドは大女優で歌手だがそれなりに高齢。
    友人として、肺炎を移すわけにはいかないはずだ。

    彼女持病の真意はわからない。
    ただ、木曜日 金曜日の展開は
    ヒラリーには、本当に厳しかったと思う。(添付東洋経済)
    
    個人的には、その影響がで疲れがでたと観ているが、
                 でもソレだと純粋に気力体力の問題になり、彼女は失格の可能性が、、。
    だから、どうしても、一過性の
    ウイルス性の肺炎でなければならない・・
   
    ここまでくると、ヒラリーが、かわいそうだ。                  

2016年9月10日土曜日

満たされる終末ケア


利上げ警戒で400ドル近く下がったとされる米株。
本当はそれだけではない。

痛みは何のためにあるのかといえば、
注意を促すため。

なら痛みを感じない、
痛みを感じさせないというのは、
どういうリスクを伴うのか。

中央銀行が繰り出す流動性で
全ての不都合が救われるかのような経済政策。

方程式で需要をくくりだしたところで、
人間社会への後遺症は別の次元。

今の北朝鮮は、尖閣どころではないリスクのはず。
でももしこれに日本株が反応しないなら、
日銀のETF買いは終末ケアのモルヒネ。

リスクを感じるための神経まで麻痺させられたなら、
後は安らかに逝くだけとなる。

そういえば昨日、フロアーでリックが
アメリカはやっとオーバーサチュレート(over saturate)
 が終わると言っていた。
でもどうかな?

いずれにしても、
オーバーサチュレートのリスクは、
生き物としての、精神と末梢神経のリスク。
経済学者は、そこに責任は持たない・・


2016年9月4日日曜日

主要メディアの正体



http://polling.reuters.com/#poll/TM651Y15_DS_13/filters/LIKELY:1/dates/20160601-20160831/type/day

オバマ政権になって、ワシントンポスト紙は政権の広告塔になった感。
今は社主がジェフ・ベソス。
トランプはアマゾンを独禁法で訴えるなどと言っている。

NBCは、同性愛者のCEOが、超大手メディアのトップとは思えない
トランプ攻撃をしている。

これまで大手メディアは、もう少し中立的に報道していた。
主要メディアが、完全にヒラリーの応援にまわった今回の大統領選挙。
それだけトランプが異質だからだが、
ここまでやって、それでも彼女が負けたらどうするんだろう。

いずれにしても、メデイアが偏見を隠さなくなるということは、
社会から余裕がなくなってきた証拠。
その先のシナリオは自ずと見えてくる。