先週フェイスブックは、過去2年間ビデオの視聴回数を80%水増ししていたことが判明。ページビューが根幹の同社において、信用を揺るがす話のはずが、株価はそれほど下がっていない。ミレニアルを代表する銘柄なので、ミレニアルは売らないのだろうか。そしてこのページビューの水増しは、大統領選の支持率に似ている。とにかく大きな数字にしないといけない。
そういえば、アップルも新商品も、発売直前に予約で品切れたと報道された。業界下位のTモバイルの社長は、前シリーズの4倍の予約が入ったといった。株価は上がった。でも圧倒的上位のべライゾンとATTからは派手な話はなかった。
では一体どれだけ初日に売れたのか。当日具体的な数字を探したが、見つからなかった。見つかったのは、年末までの会社の強気な見通しだけ。結局翌週になって、それほど売れたわけではないことが判明した。
このブログでは、好き勝手を書いているが、最近東洋経済のオンラインに記事を載せてもらっている。オンラインの記事も、内容よりも、まずはページビューが全て。読者をひきつけなければならないタイトルや小見出しは、出版の専門家に決めてもらう。オリジナルの意図が変わることがあるが、まあそういう時代だということだろう。
そなな中で楽しませてもらった朝ドラ。「暮らしの手帳」は読んだことはないが、
大橋鎮子社長や花森安治編集長の覚悟は、今の時代だからこそ敬服にあたいする。
http://toyokeizai.net/articles/-/138056