澤選手の引退で、ナデシコの一時代は終わったのだろう。
他国の研究が進み、しなやかなパスだけでは勝てなくなった。
昨年アメリカの軍隊では、最も厳しい前線のエリート部隊に、
史上初めて女性二人が合格した。時代はそういう時代。
なら女子サッカーも、猛女集団になって復活すればよい。
ところで、
一般的に米国の大統領夫人で、最もシンボリックなファーストレデイーは
エレノア・ルーズベルト ナンシー・レーガン ヒラリー・クリントンの3人だという。
個人的には、他のファーストレディーも捨てがたいが、この3人は、
夫である大統領の政策にも影響を与えたとされる点で特別らしい。
アメリカの大統領が、気高いフリーメンソン系だったのはフォードまで。
彼以後は、ブッシュ親子以外、みな庶民と同じ的環境で育った人たちだ。
だから奥さんの影響力は当然あったと思う。
とくにナンシー・レーガンは、朝ドラの夫のようなレーガンを引き立て、
冷戦勝利という大偉業成し遂げてしまった。関係者が口を添えるのは、
彼女がいなければ、レーガンはカリフォルニア州知事になることはなく、
当然大統領になることはかったということ。
レーガンがいなくとも、いずれソ連は崩壊したかもしれない。
でもあの時代に冷戦が終わったのは、レーガンとゴルバチョフだったからなのは、
この時代を知る者として確信している。
その冷戦勝利から始まったこの国のユーフォリアが終わろうとしている今、
静かにナンシーは亡くなった。次はヒラリーの時代が始まるのかどうか。
まだ観ていないハウスオブカードのシナリオはどうなっているのだろう。
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