久しぶりに東京で娘に会った。
彼女はアメリカで育ち、パリで国際政治もかじった割に、
日頃は日本に関し、オピニオンを殆ど言わない。
そこは父親とは真逆だ。
ところが、その彼女が日本に困惑していた。
民放のTVニュースでトランプを取材にアメリカにまで行った女性記者が
トランプに対し、DO YOU LIKE JAPAN?を連発、
さすがのトランプも、戸惑い気味に I LIKE JAPAN と答えたという。
娘にすれば、アメリカで記者といえば普通はジャーナリスト。
ジャーナリストなら、現実の国際情勢や、その背景の世界史に最低限の知識がある。
感情は押さえ本質を探るインタビュー。アメリカのメディアでは当たり前のことが、
日本のTVニュースでは恐らく必要とされていないことにショックを受けていた。
真マネー原理の頃から一貫したテーマは、
日本(人)は、皆がアメリカのことは知っていると錯覚している悲劇。
日本文化を尊敬する欧州も、多分中国も、そして国家としては格下の韓国も、
その日本の弱点を知っている。そして頼みのアメリカは、
日本のその弱点をあえて教えてはくれない、、。
これだけの経済大国の日本が、なぜアメリカ人のスティグリッツやクルグマンを呼ぶのか。
アメリカが4回目4THターニング迎えたこの期に及んで、米国人のノーベル賞の威光で
国内の消費増税云々の政治ゲームをやっているなら、民放の女性記者と同じレベル。
多分そういう国の株は上がらない。
クローズアップ現代が終わり、国谷さんはどうするのだろう・・
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