スターウォーズシリーズは、レベルといわれる反乱軍が正義。
規律重視の「オーダー」は、「帝国」として悪役の設定。
レベルはそれぞれの個性と尊厳を認めるリベラル。
帝国は、オーダーによって強者が弱者を支配する絶対主義者。
では帝国は本当に悪なの?
トランプはさておき、多くの米国の共和党員はそうは思っていないだろう。
日本も、この共和党にそそのかされての新安保法なら、
参加する日本の自衛隊は、顔がないストームトゥルーパー程度の存在。
そんななか、レイア役はラガルドしか思い浮かばない。
前任のストラスカーンがNYではめられた?のは、
普通に見れば、アメリカのタカ派の一部が、
戦後手放した、IMFトップのポストを取り返しにきたからだろう。
戦後はIMFより、,荒廃した欧州復興を担う世銀の方が重要だった。
だからアメリカは世銀ポストは譲らなかったが、IMFのポストは欧州にくれてしまった。
しかし今は重要性が逆転。ここはアメリカの戦後の大誤算。
( 参考 http://marukano-gb.blogspot.com/2015/10/swift.html)
でもその危機を(アメリカがポスト取り返す策略)乗り切って、
再びフランス人のラガルドがIMF長官になった。
話題のパナマ文書は、もともとのハッカーは、ドイツの新聞社に持ち込んだ。
なら反乱軍的に属するリベラル系だろう。しかし最期は帝国の手に渡った感。
勤めていたUBSを裏切り、同銀行の隠れ預金をIRSに持ち込んみ、
2年間の収監後、ご褒美で104億円を手にしたバーケンフェルド氏はCIAの存在を示唆する。
いずれにしても日本は蚊帳の外だが、世界ではいろんな事が起きている。
そして、伊勢志摩サミットをめぐる純粋な日本の思い入れとは別に、
米国では大統領が最後の年のサミットに注目する人はいない。
まあオバマは最期なので、食の天国の日本で、
志摩観名物のあわびのステーキを楽しむが好い。
でも、アメリカのリベラル派を代表し、なんとか広島訪問は実現して欲しい。
それが、少年のような善意の国に対する礼儀だ。
ただ日本が自覚すべきは、
戦後マッカーサーが、米国内の強硬派から日本を援護する上で、
ナチスはドイツ人の大人がやった罪、日本は、12歳の子供がやった罪といった頃から、
いい意味でも、悪い意味でも、日本はあまり変わっていないと現実だと思う・・
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