ゴゴジャンTakizawa レター

ゴゴジャンTakizawa レター
ビックピクチャーとマーケットのメカニズムは車の両輪

2017年4月27日木曜日

気楽なツイッター


日本ハムは10連敗らしい。
大谷選手の故障がここまで影響するのか。

大谷選手中心のマネジメントをしてきた栗山監督。
才能ある人だと思っているので、それならそれで、
巻き返しが楽しみだ。

いずれにしても、一人に負荷がかかる反動は大きい。
安倍政権後の自民党はどうするのかな。

そういえば、本音を口にした大臣が辞任した。
政治家は絶対に本音をいってはいけないのは、
選挙が基本の民主主義システムなら宿命。

反応をみながら瞬時に本音すらも操れるのは、
恐らくトランプぐらいだろう。

影響力もなく、
公人でもない自分には、
最近はツイッターが便利。

興味のある方だけどうぞ。

ご参考 https://twitter.com/OsafumiT

2017年4月18日火曜日

地政学の現象と裏側、、レターから


The Atlantic より

以下はレターからの抜粋。


From: Osafumi Takizawa
Sent: Tuesday, April 11, 2017 3:57 PM
To: Osafumi Takizawa
Subject: FW: Takizawaレター <地政学の現象と裏側>
直近ではトランプによるシリア空爆。
さらには北朝鮮への軍事侵攻の可能性。
皆が地政学リスクというが言葉を発し、
専門家はいろいろ解説する。
だが、個人的には現象面だけでは、
本当の主役は見えないと思う。

そこでここでは独自に別の解説をしたい。
まず第二次世界大戦終了後まで遡ると、
そこからの世界の大きな対立軸は以下の二つだった。

1)米ソ超大国のイデオロギーの対立。
2)中東の宗教対立。

朝鮮、インドシナ、ベトナムのそれぞれの戦争は1)の延長。
2)はパレスチナをめぐるイスラエル対アラブの構図が
レーガンの頃にはアラブ内の宗教対立へ変化した。

そのきっかけが、
イスラエルと米国が暗躍したイランイラク戦争だったことには、
異論はないと思う。

当時イラン革命で米国はイランと敵対状態となったが、
共和党レーガン政権は、イラクのフセインをそそのかし、
イラン攻撃を決断させる一方、裏では米国議会を騙し、
極秘で敵のイランに武器を売り、その資金で、
南米反左翼ゲリラを支援した(イラン・コントラ事件へ)

一方イスラエルはこの時はイランを援護した。
イラン革命直後のイランは基盤が弱く、
イスラエルがイランに武器を供給することで、
フセインへの反撃が可能になった。

一見米国とイスラエルは、
それぞれ敵対する別の国を支援したことになるが、
イスラエルがイランへ売った武器も、アメリカがイスラエルに売った物。
つまり、イランイラク戦争は、アメリカの武器で双方が戦った。

そして一番重要だったのは、
イランが頑張ってフセインを東側にひきつけている限り、
西ではパレスチナを応援するアラブ勢によるイスラエル包囲網は不完全だったこと。
これはイスラエルの窮地をすくった。

この時、アメリカとイスラエルの策略にのり、
アラブによるイスラエル包囲網を放棄したフセインを、
後にアラブ最大のオオバカ者と非難したのがビンラデインだ。

ところがブッシュはフセインをそのビンラデインと結びつけ、
最後は大量破壊兵器の存在と言う嘘をでっち上げた。
それを疑わなかった多くの人。多分今もそのままだと思う。

いずれにしても、この時の包囲網の失敗を最後に、
冷戦後のアメリカの一国支配が完成すると、
アラブのスンニ派の王族のイスラエルへの敵対行動は殆ど消滅した。
そしてそこからは、テロの主役も、パレスチナのアラファトから、
アルカイーダのビンラデインへ引き継がれた。

そんななか、イスラエルの敵として残ったのがシーア派勢力だ。
ヒズボラの後ろのシリア。その後ろのイラン。
イランは孤立していた北朝鮮と核開発でつながり、
台頭する中国と復活を狙うプーチンのロシアは
それぞれ北朝鮮とイランの後ろにやんわりと構えた。

そして今、皆が地政学リスクとよんでいる現象は、
個人的には、米中露の大国を間で暗躍するイスラエルが、
アメリカを操りながら、地球上で最後の敵となったイランを
追い詰める前座を見ているようなものだと考えている。

前述のように、80年代から90年代初頭、
イスラエル強硬派と組みしたレーガン外交の子分たち。
彼らはイラク戦争ではネオコンと結託しブッシュを支えたが、
今は国務長官のテイラーソンまで懐柔に成功した。(エリオットエイブラム氏)

一方冷戦後のクリントン時代に勢力を拡大したのが
穏健派ユダヤ社会のグローバリストたち。
世界に拡散する彼らは、欧米の殆どのリベラル系メデイアを支配し、
今の世論の中心的存在だ。

トランプはこの二つの勢力から攻めたてられ
添付の挿絵のひび割れの中に、バノンらが
落ちる寸前になっている。

そういう中では、今の地政学リスクとやらを
米中露の大国を軸に騒いでも本質は見えない。
なぜなら、ブーマー世代の指導者が(トランプ 習金平 プーチン)
今の段階でガチンコ勝負をすることは考えられないから。

それよりも、トランプはシリア空爆で
中国とロシアにプレッシャーをかけたことになる。
プレッシャーとは、ロシアにはアサドを見捨てさせること。
そして中国には、中国が自分で北朝鮮を攻めさせること。

実行されれば、
イランは核開発を協調した北朝鮮と、
大国ロシアの協力の二つを一度に失う。
仕掛けているのが誰かは言うまでない。
(イバンカはバノンよりおそろしい)

いずれにしても、
そうなると、イランはどのような反撃に出るか。
実はここが、今の地政学リスクと市場との関係では最大のポイントだと思う。
それは次号のレターでサイバーテロを中心に触れる。


< ナイトロゼウス (Nitro Zeus) が発動するとき >
イスラエルとイランの地政学リスクを押さえるため、
必死だったのがオバマ大統領だった。
以下はNYタイムスと2016年のドキュメンタリー
Zero days からの要約。
(参考)
https://www.youtube.com/watch?v=Yc7Tk3mwM38
http://www.nytimes.com/2012/06/01/world/middleeast/obama-ordered-wave-of-cyberattacks-against-iran.html

2008年、オバマがブッシュから引きついだ極秘プロジェクトは二つ。
一つはパキスタンのドローン作戦。
そしてもう一つが、コードネーム ”オリンピックゲーム”
イランの核施設への極秘サイバー攻撃だった。

事の始まりは2006年。フセインが死んだ後、
カダフィーは英米に服従した。
だがイランは核施設構築を急いだ。

この頃アフマネネジャド(イラン大統領)は
”イスラエルを地図から消す”などと発言。
ネタニヤフはイランの核施設空爆を主張。
ブッシュ政権は戦線がイラクからイランまで拡大することを恐れ
イスラエルをなだめた。(チェイニーだけが空爆に賛成した)

この時CIAとイスラエル当局がブッシュに進言したのが新手のサイバー攻撃。
NSAスタッフがウイルスの開発を担当した。(後にスノーデンによって様々なことが確認された)
このウイルスは感染後に自分で進化するウイルスのstuxnetだ。

米国はカダフィーが引き渡したパキスタンのカーン博士の基本構造を元に
同じ構造のイランの核施設のモデルを作り、stuxnetの実験を繰りかえした。
そして実験が成功すると、ブッシュは実行に移した。

ウイルスは核施設の内部破壊に成功。
稼動しなくなり、イランは原因究明にやっきなった。
そしてブッシュから作戦を引きついたオバマは
イスラエルがイランを空爆すれば、
関係諸国が巻き込まれることをブッシュよりを恐れたという。
そこで、このサイバー作戦を強化した。
ところが2010年に予期せぬ事態になる。

本来目標核施設の内部にとどまるように設計されていたウイルスが
外部に逃げたのだ。原因はアメリカの承諾なしに、
イスラエルがウイルスのコードを書き換えたからだった。(米国はそう判断した)

パネッタから緊急報告を受けたオバマとバイデンは、
イスラエルに対し、烈火のごとく激昂したという。
そしてウイルスがベルラーシで発見されると、
ロシアと米国のセキュリテイー会社はそのオリジナルを追跡。
(カスペルスキー社とシマンテック社)
最終的には、なんと米国とイスラエルが関わっていることを突き止めた。

NYTIEMSがソレをすっぱ抜ぬき、
記事を読んだオバマは今度は内部リークに激昂。
あの穏健なオバマが、NSAの職員全員を嘘発見器にかけ、
最終的には、作戦の責任者の一人、カートライト副参謀長をクビした。
更に禁固刑まで課した。

当初イランは施設が壊れた理由がわからなかった。
(アフマネネジャド大統領は担当者二人をクビにした)
だがイスラエルと米国のサイバーテロであるこを確信すると、すかさず報復に出た。
サイバー兵士を募り、2013年にはサウジのアラムコの石油施設と米国の銀行に
サイバー攻撃を仕掛けた。

自国の科学者を殺された上、研究施設を破壊されたのだから
イランの怒りは本物だ。現在ではイランは自国内に世界最大クラスの
サイバーウイルス研究所を持っている。

このイランを相手に、弱腰とさんざん批判されながら
オバマ政権はなんとか歴史的な核開発合意に至った。
しかしイスラエルのオバマへの反発は激しく、
呼応するように、ヒラリーやジェブブッシュからの批判も高まった。

今この状態をひきついたのがトランプ政権。
結果が以下の添付の記事

https://www.theatlantic.com/magazine/archive/2017/05/the-brilliant-incoherence-of-trumps-foreign-policy/521430/?utm_source=atltw

シリアへの空爆などは序の口である。
そんななかで、本日は嫌なニュースが飛び込んできた。
あのアフマネネジャドが、大統領選挙に再び挑戦するというのだ。
万が一にも彼が大統領になれば、金生恩が消えても
4thターニングの景色は何も変わらない。

https://www.bloomberg.com/politics/articles/2017-04-12/ahmadinejad-stirs-up-iran-presidential-race-with-surprise-bid?cmpid=socialflow-twitter-business&utm_content=business&utm_campaign=socialflow-organic&utm_source=twitter&utm_medium=social


Stuxnetウイルスを生み出したオペレーション” オリンピックゲーム”は
イランの特定の各施設をターゲットにした局所的作戦だったが、
米国はイラン以外の仮想敵国もふくめた「綜合的サイバー攻撃」
コードネーム「ナイトロ・ゼウス」を既に構築しているという。

添付のドキュメンタリー映画「Zero days]は、
最後、”オリンピックゲーム”や”ナイトロゼウス”に関わった人々が、
勇気を持ってインタビューに答えたことを称えている。

彼らは自分たちが生み出した物を恐れているが、
ドキュメンタリーの公開が米国ではななくドイツだったこと、
そして公開がオバマ政権末期を狙ったことは、(オバマは何も出来ない)
このドキュメンタリーの価値をものがたっている。

いずれにしても。ナイトロゼウスは
発動すれば、敵国の心臓部を瞬時に停止させる事が可能だという。
だが、後から米国が報復される可能性が高まる。
つまり核の応酬と同じリスク。

トランプは、「ナイトロゼウス」をどう使うのだろう。


2017年3月30日木曜日

「花の乱」ダントツの名作と視聴率の関係




長らくこの大河ドラマは大河史上最低の視聴率だったと聞く。
この番組が放映されたのは、渡米して2年目の1994年。
アメリカで日本のTV番組を観るのが困難だった頃。

当時既にシカゴにレンタルビデオはあったが、
50歳を越えた三田佳子が、25歳の日野富子を演じることに無理を感じた。
結局、大河ファンだった自分自身も、全く観なかった唯一の大河ドラマだった。

それを今になって観ようと思ったのは、
「4thターニング」と「応仁の乱」に共通性を感じたからだ。

今更グタグタ言ってもしょうがない。
ただ批評を半ば本業にしている自分としては、
この番組を知らず、大河ドラマの批評をしたのは、
自分の無知を晒した恥だった。

ずばり、このドラマの質の高さは、他に比較になるTVドラマが思い浮かばない。
強いていえば、思いつくのはHBOの”ゲームオブスローンズ”ぐらい。

「花の乱」には息を呑む、或いは手に汗握る迫力と展開力はない。
しかし時代のターニング期における人間の性。それが齎す「混沌」を描いた点は同じ。

そしてゲームオブスローンが、莫大な資金をかけたビジュアル性を誇るなら、
「花の乱」は、日本の中世末期の時代劇でありながら、耽美さとファンタジーを、
シュールレアリズムの幻想で追求した挑戦的作風。

演技面では、歌舞伎から、団十郎、海老蔵親子に加え、
松本幸四郎、松たかこ親子の独特の台詞回し。
能・狂言から、「細川勝元」を演じた野村万斎の体幹が美しい。
そこに、個性豊かな実力派テレビ俳優がかみ合っている。

そしてなんと言っても、歌舞伎とテレビを又にかけた
萬屋錦之介の「山名宋全」は圧巻だ、、。

市川森一シナリオもすばらしい。
鬼女の内面を隠していた頃の富子が、
慈悲の心で飢えた農民を助けようとするシーン。

将軍でありながら、現世の残状に目を向けない夫義政に
慈悲の心をせがむ富子に団十郎の義政が言い放つシーン。

「見せ掛けの慈悲は民のためではなく己のため、
 そんなもので一体世の中の何を救えるというのだ」

歴史教科での一般的な義政の解説は、義満の金閣にあこがれ、銀閣を建立したものの、
現世を省みず、趣味の世界に没頭、応仁の乱を引き起こした愚かな将軍。
富子はその義政の性格につけこんだ悪女、、

しかし市川森一氏の脚本は、
より人間の心理の本質を突いたシェークスピアに近いと思う。

個人的には「花の乱」での義政と富子のやりとりは、
ビルが駄目な夫を演じ、女性初の大統領を目指したヒラリーを引き立たたせた
2008年以降のクリントン夫婦のドラマを見ているようだった。

彼らの傀儡だったオバマ政権の8年。今アメリカにも「応仁の乱」が迫っているが
ゲームオブスローンズのファンで、まだこの大河をみていなら、
ぜひ視聴すべきだろう、、


2017年3月20日月曜日

グレイチャンピオン 良い人は偉大な人になれるか


        


良い人と偉大な人。
ステイーブ・ジョブズ氏の存命中から、
彼の特集を組んだローリングストーン誌でテーマになっていたのが、
良い人は偉大な人になれるか。( Aラスコーキン氏)

一部アスペルガーの疑いさえ持つ人がいるジョブズ氏だが、
もし彼が世間で言われるところの「良い人」の延長だったなら、
アップルは生まれなかったと言う考え方だ。

今の日本では、「偉大な人」の前提に、「良い人」がある。
例えばノーベル賞受賞者は、人間的にまず優れている雰囲気。(知る限り)

アメリカの歴史にはその前提を全く感じないが、
近年「良い人」が重要になってきたのは、
アメリカの都市部のリベラル化が進み、
だんだんと日本人の感覚に近くなってきたからだろう。

このブログでは過去 wisdom of crowd とbrilliance of greatnessの違いを触れてきた。
大統領選は、ヒラリーの取り巻きが前者の価値観で支配されていたのに対し
トランプの参謀は、後者の価値観を演出することに長けていた。

ではトランプ大統領は「良い人」でなくとも、「偉大な人」になれるか。
4thターニングの著者のニールハウ氏によれば、過去の激動期の主役のなかで、
初代大統領のワシントン 南北戦争時のリンカーン 第二次世界大戦のルーズベルトは
グレイ・チャンピオン(Gray Champion )だという。グレイチャンピオンとは、
次の時代の基礎を築いた卓越したリーダーをいう。

アメリカ以外の例もふくめ、後にグレイ・チャンピオンになった人の共通項は、
当時、その人がリーダーになるとは誰も思っていなかったということ。
直前までの蓄積された常識では、
あたらしい時代の先駆者にはなり得なかったということだろう。

日本社会では致命的な支払い不履行(デフォルト)でトランプは60回以上訴えられた。
ビジネスの破産処理は4回。それでも個人破産は免れ、
最後は大統領にまでなってしまった。

これは何かの能力であることは間違いない。
ただ彼がグレイチャンピオンになるには、
セオドアルーズベルト以上の大変革をアメリカに齎すしかないと思う。

本当は既存の「右」と「左」のどちらでもないトランプにしか出来ないこと。
例えばサンダースでさえ躊躇する学生ローンの国家の肩代わり。
或いはテイーパーテイーしか言わない中断したままの金本位制の復活。
(注 ニクソンは復活を条件に停止、それがいままで継続している)

市場関係者のトランプ経済への期待がミラージューであることが
そろそろ証明されることになるはずだが、トランプ劇場の本番はそこから

その前に、日本の安倍さんがグレイチャンピオンになるなら
今のスキャンダルは普通に乗り越えるはず。
乗り越えないなら、安倍さんはグレイチャンピオンにあらず、、

  

2017年3月8日水曜日

がんばれUBER. 雇用統計より大事な視点





ゴゴジャンで今日のレターが紹介されていた。


http://fx-newstart.com/takizawa-osafumi-20170306


尚、用語解説でのQEの意味が違う。
またUBERは、GOOGLEの技術を「盗用」したの表現は訂正。
今の段階では、GOOGLEは、UBERがGOOGLEの技術を使えないようにした、、
がただしい。個人的には、斬新で挑戦的なUBERを応援している。

2017年2月21日火曜日

ネトウヨタレントが大嫌いな理由



75年前の今日、アメリカでルーズベルト大統領から、
あの大統領令が出された。(大統領令9066に署名した日)

当時の日系人の人口は12~15万だったらしい。
明治から昭和にかけて移民した1世から2世が中心として、
今4世まで達しているが、3世4世には日本人意識がなくなっても当然。

一方今韓国系アメリカ人は、
恐らく日系人の2倍前後に達していると思われる。
2010年の古いデータでは、140万前後日本人に対し、
180万前後の韓国人とある。
だが米国の都会で暮らす日系人は、
数値が実態と離れていると感じているはず。(韓国人が多い)

参考、http://www.migrationpolicy.org/programs/migration-data-hub

問題は全体の数値ではない。
韓国系移民は、戦後1960年以降に爆発的に増加した。
その多くはまだ母国の韓国を引きずり、
二世には反日感情が漂っている。
彼らと本国との結びつきはつよい。
そして今の中国は、この韓国とも違う次元だ。

このCONSTITUENCY(選挙区民)の 実勢を精査せず、
オバマやトランプなど、
時の米政権の口先の反応に一喜一憂している日本。
アメリカの民主主義では、
国家を動かすの大統領ではなく、国民の意思だ。

アメリカではヒスパニックとアジア系の増加は止まらない。
これを一時的に止めようとしているのがトランプ政権だが、。
だが最早逆流はしない。あるとすれば、国家の分裂だ。

この状況を踏まえ、
本当に愛国心があるなら、
早く日本をこの米国から独立させ、
日本に敵対的なエスニックがどれだけアメリカを侵食しようとも、
日本が独自に国益を守る体制を築くことを訴えるのが本当の保守のはず。

そのためには、まず日米安保を破棄しなければならないのに、
日米安全保障条約に国民をしがみつかせ、
そのナレーションでメシを食っているネトウヨタレント。
多くは自民党のポチ系政治家と結託しているようにみえる。

戦後のアメリカの寛容な政策、
焼け野は原からの日本人の努力。
この二つの結晶が、戦後のアメリカへの日本人移民の少なさだと思う。

でもそれが、アメリカ依存を脱却できない日本には、
今度は災いとなってやってくる可能性。
(アメリカで日本の味方をする日系人の少なさ)

アメリカに住む日本人の責任として、
批判覚悟で言わなければならないのが、
アメリカのポチのまま、中韓国批判を展開する
ネトウヨタレントが大嫌いだということ。
彼らは軟弱リベラルより本当は悪質である。











2017年2月14日火曜日

日米のコモンセンス

・・・・・・

       英国からの独立の必要性を訴えた米国のコモンセンス(トマスペイン)
       一方日本の昭和人のコモンセンス(常識)は米国に従うこと?
     


(以下レターの部分抜粋)

・・・
一方直接は相場とは関係ないが、
安倍・トランプ会談の成功に喜ぶ人に紹介したいことがある。
それは米国が英国から独立する前の英米関係の様相。

そもそもアメリカの独立戦争は、
日本の世界史では詳しくは教わらない。
個人的にも、アメリカに来るまでのイメージは、
ワシントンなどの建国の父が中心になり、
国家(植民地13州)が一丸となって、
英国からの独立を勝ちとったというもの。
でもこのイメージは正解ではなかった。

そもそも独立戦争のきっかけは、
反逆者たちのテロが基点。
いろいろ原因は言われるが究極は印紙税。
これに怒った一部が徒党を組んで
英国軍を待ち伏せしたことがバトルの始まりだった。
つまりこれだけなら、彼らは単なるテロリスト。
せいぜい反逆者でしかない。 

徐々にジョンアダムスなどの知性派がこの集団に加わり、
大御所のベンジャミンフランクリンが独立に賛同してからは
大きなうねりとなったとされる。

この過程で一番日本人には有名なジョージワシントンは、
英国軍下での経験を請われ、独立軍の支柱になった。
だが彼は、米国の国家観念の構築の主役でははない。
その主役はアカデミア方面での前述の二人(ベンジャミンフランクリンとジョンアダムス)
とジェファーソン。そして当時まだ20代だったJマデイソンやAハミルトンだった

そして、庶民を独立へと導く上で重要な役割を果たしたと教わったのが
トマスペインの有名な ”コモンセンス”。(添付)
文言の中味は”自主自尊”のヒーローイズム。
最終的には15万部が売れたというが、
当時13州で250万の人口に比べて、
どの程度影響があったのか未定だ。

そして庶民の間では、独立支持派が、
英国帰属派(王統派)を人口で上回っていた確証はない。
そんななか、戦争そのものは、英国正規軍と反乱軍の構図。

いろんな資料やジョンアダムスの伝記などからは、
大多数の庶民は、英国の圧制に不満を感じながらも、
だからといって独立する勇気はなく、日和見的だったように描かれる。

そして戦闘では、専門兵集団である英国国王軍に比べ、
独立軍は農民兵と少数の下士官という圧倒的に不利な陣容。
それをワシントンが、諜報戦・ゲリラ戦を駆使し、勝たずとも、
負けないように頑張った。この時のワシントンの威厳が、
後に米国の大統領の必須条件になる。

ただし独立できた最大の貢献は、
ベンジャミン・フランクリンとジョンアダムスが欧州に出向き、
英国の宿敵であるフランスの協力を取り付けたこと。
フランスが戦線に参入し、英国のキングジョージ3は
しぶしぶながら米国の独立を”一旦”は認めた。
これが我々が知る米国の独立の過程だ。

しかし20年もしない間に米英はもう一度戦争になった。(1812年 米英戦争)
当然だ。英国は米国大陸の覇権を簡単に諦めるはずがなかった。
この時は大統領官邸(現ホワイトハウスの役割)は英国軍によって焼かれ、
命からがら脱出したマデイソン大統領は野営をしている。
 
そして本当意味で、英米が我々が知る今の堅固な米英関係になったのは
この米英戦争が痛み分けで終結し、(アンドリュージャクソンの活躍で米軍は起死回生)
その後、モンロー主義が施行されてから。

モンロー主義は、アメリカが国内政策に特化するきっかけになったとされるが、
これも正解ではない。真の狙いは、中南米諸国がスペインから独立するための
英米共同戦線だった。つまり、英国と対峙する覇権つぶし(スペイン)に
米国が協力したもの。

こうみると、米英戦争の英雄のアンドリュージャクソンが
その後大統領になったことをトランプ勝利に重ねるバノンは、
Brexitを決断した英国とトランプの米国の関係が、
EU崩壊を前提にした、この時代へ回帰が前提にあるのは明らか。
(モンロー主義時代:バノンとDモリスとファラージ党首の共通項) 

ただここでのポイントは、
当時の米国の英国からの独立も、
今の日本国民が米国に感じているはずの、
”米国には逆らえない””とした時期を経ていること。

そんななかで建国の父は、事前の庶民の全面的なバックアップなしに
独立戦争を断行、政治の混乱・ドルドラムを突破した。

ここが教わらない米国の独立戦争の本質であり
今ワシントンでは、二人のステイーブが(バノンとミラー)
掲げるALT保守のゲリラ構想の根幹だ。

まあ米英の歴史を振り返ったところで
残念ながら、日本から建国の父のような指導者は現れないだろうが、
個人的には、いずれアメリカは分裂するので、
その頃には、しがらみのないミレニアルから
ヒーローが出ると期待するのみ。

それまでは、我々昭和人にとっては、
ひたすら自分の身の安全と、
安定したサラリーマン社会(経済)の延長が最良の国策となる。

ただし日本が憧れる堅固な米英の大人の関係も、
(日米関係は堅固でも大人の関係にあらず)
英国はAIIBに加わり、ちゃんと中国にもヘッジをしている。

そういう英国の老獪な二枚舌をみると、
安倍さんの懐への飛び込み営業は(これが日本のコモンセンスか?)
トランプを喜ばせたのは事実だろう、、