ゴゴジャンTakizawa レター

ゴゴジャンTakizawa レター
ビックピクチャーとマーケットのメカニズムは車の両輪

2016年8月27日土曜日

先の先 ヘリコプターへの飛び込み台


次の利上げは、次の利下げの準備のアメリカ。
(ヘリコプターへの飛び込み台)

http://toyokeizai.net/articles/-/133419


まだ本格的には五輪効果の上げ潮になっていないのに、
もうその後の引き潮を心配する東京。

http://toyokeizai.net/articles/-/132558


感覚力

テレビジャパンを見ていたら、
NHKのプロフェッショナルという番組で
あの角川の角川歴彦氏が、
川上量生氏と経営統合した理由を、
以下のように語っていた。(NHK プロフェショナルからの抜粋)


一年間の変化がこんなに極端に変わるときにね、
もちろん 放送もそうだし、
それから 映画もそうだし、
それから 出版もそうだし、
それは何かあったら、
ユーザーがどんどん変わっちゃうんだもん。

やっぱり、昔の読者とか、
そのアナログ時代の人っていうのは、
こうプロセスを大事にして、
だからこう変わるんだって説明できたんだけども、
今の人たちってオンとオフだから、
説明しないで、
飛躍して、
判断しちゃう、
変わっちゃうんだね。

だからあっという間にコンテンツも陳腐化したり、
時代の変化が激しいから、
時代と戦っていかないといけないという点でも、
やっぱり川上君みたいなタイプが
これから必要だと思うんですよね、、

番組によると、川上氏は、
アメリカではピーター・ティールに似た凄い人のようだが、
旧世代でありながら、こういう決断をする角川氏も凄い。

今の相場関係にも、ここでいわれている「感覚力」は
参考になると思う。


2016年8月25日木曜日

カッコーの巣の上で、、3人の女性の共通性







       トランプが嫌いなヒラリー

  相場のボラが嫌いなイエレン

  名作、「カッコウの巣の上で」で
  ジャックニコルソン演じるマクマーフィーが嫌いな婦長

  この3人に共通するのは、、、

  

2016年8月19日金曜日

日本は世紀の番狂わせを起こせるか、




恐らく日本では女子レスリングの話題が中心だろう。
だが、個人的には、今晩世紀の番狂わせがあるのではなかと
密かに期待している。

昨日の男子400メートルリレー予選二組。
レース前にNBCが紹介したのはジャマイカと英国のみ。
ところが、ぶっちぎりで勝ったのは日本だった。

http://stream.nbcolympics.com/track-and-field-day-13-morning (ストリームでは中盤)

二着に入ったジャマイカに余裕の2メールの差。
予選のメンバーにはボルトが入っていないが、
この結果にはアメリカ人解説者も絶句だった。

バトンを渡すという作業は、
走る動作とは違う。

ざっとみて、” 下からバトンを渡す” のは日本だけ。
息の合った日本人にしかできない技だ。

万が一、ボルトの入ったジャマイカと
意地のアメリカを日本が倒せば、
五輪史を変える出来事になる。

個の力では及ばない日本人が
技が絡んだチーム力では勝てる可能性。

バブル崩壊後、政治も経済も
アイデンティティークライシスになった日本の
復活を期待、、

2016年8月11日木曜日

初めての君が代




アメリカに来て23年になる。

過去この国で「君が代」を聞く機会は、日本人が集まるイベントのみだった。
ところが、昨日、TVで「君が代」のメロデイーがフルで流れるのを聞いた。

NBCの夜のオリンピック特集。フィナレーシーンを飾ったのは内村の表彰式だった。
アメリカの国歌とは明らかに違う、重く美しい旋律。

表彰台での内村選手を、自国の選手のように扱い、
そのまま終了した番組。

日本の国歌がこの国で流れる必要はない。
初めて聞いたアメリカ人も多かったと思う。

粋なNBCの演出と、内村選手の偉業に感謝したい。

2016年8月8日月曜日

クリントン政権の石田三成、それでもヒラリーが勝てない理由



                
石田三成のようなスパーリング氏


           http://toyokeizai.net/articles/-/130846?page=3

この記事のタイトルのように、巷ではヒラリーが勝ったかのようなはなしばかりだが、
個人的には、まだ今の時点でも、ヒラリーが大統領になる可能性は低いと考える。
(記事のタイトルは東洋経済社が選んだもの)

そもそも大統領選のPOLLは信用できない。
2012年もこの時期はロムニーがオバマを4ポイント前後リードしていた。

ヒラリーが勝てない理由はいくつかある、
まずまだアメリカは、「アメリカでなくなる」ことにOKを出さない。

ヒラリーを支持する非白人のマイノリテイー。
アメリカで彼らの人口が伝統的な非カソリックを圧倒するのは時間問題。
しかし必ず抵抗があるだろう。

ヒラリー大統領なら、現在空席の9人目の最高裁判事がリベラルになるのは必定。
そうなると、不法移民がみんなアメリカ人になってしまう・・

土壇場でEU残留にNOを突きつけた隠れた英国人の性。
トランプは同じところを刺激すればよい。

これ以外にも、知られていない重要なトランプ優位の理由は複数ある。
ただそれは有料レターで。

一方でTPP関係者は、TPPについてスパーリング氏がなんと言っているか、
よく聞いたほうがいい。

氏は秀吉(クリントン)の絶頂期を支えた石田三成のような存在。

http://www.bloomberg.com/politics/videos/2016-08-03/gene-sperling-clinton-wants-to-put-tpp-in-rear-view-mirror

”TPPはバックミラーに入れた・・、、は面白い・・



2016年8月3日水曜日

アメリカがリオで王座を譲る理由


先週、ジョコビッチに負けて準優勝だった錦織選手のインタビュー。.
冒頭で錦織選手は「来週はオリンピックに参加する」と、力強く語った。

清々しい違和感だったのは、盛り上がりに欠けるアメリカの五輪ムードのなか、
本来五輪大好きの自分自身も、リオに興味を失いかけていたからだ。
それを錦織選手が吹き払ってくれた。

アメリカは過去3回主役だったマイケルフェルプスがピークを過ぎ、
主要メディアがリオをあまり取り上げてこなかった。
こぞって取り上げたのは、ロシアのドーピング問題ぐらい。

そもそも単独支配国家として、スポーツで国威高揚をする必要のないアメリカ。
国民は団体競技では4大スポーツに熱狂している。五輪が盛り上がるときは、
個人競技にスーパースターがいる時だ。

ナイキなどがスポンサーになり、メディアが取り上げてムードづくりをする。
つまり、主役はビジネス・・。しかし今回はヒーローの後退期になり、
国内は大統領戦で盛り上がっている。

そこで、この大会は、アメリカがどれだけメダルを取りこぼすかに注目している。
ロシアのドーピングばかり話題だが、バレずに参加する選手にも影響するはず。

さらに国内政治が分裂で別の意味ので盛り上る一方、
ビジネス面のサポートはいつもに比べて貧弱だといわれる。
ならば、日頃整った環境にいるアメリカ人選手が、リオの選手村の環境で
インセンテイブを維持できるだろうか・・。

いずれにせよ、歴史的に国力と金メダルは比例してきた。
個人的に今回アメリカは金メダルで中国に負けると予想する一方、
日本の大躍進を確信している。

中韓もそれなりに頑張るだろうが、東京を控え、
五輪大好きの日本のサポート力はトップだと思う。
そして、今の世界情勢とは隔離された日本の団結力は
こういう時にこそ、威力を発揮すると予想。

ゴールドマンサックスはロンドンでの日本の金メダルを8個の予想した。
4年前はほぼ的中したが、今回は大外れになる予感。
日本の金メダルは20個 メダル総数で50個は、十分可能・・

             (ゴールドマンのメダル予想)