ゴゴジャンTakizawa レター

ゴゴジャンTakizawa レター
ビックピクチャーとマーケットのメカニズムは車の両輪

2016年1月29日金曜日

もう一つのリフトオフ



<iframe allowfullscreen frameborder="0" width="698" height="573" scrolling="no" id="molvideoplayer" title="MailOnline Embed Player" src="http://www.dailymail.co.uk/embed/video/14383.html"></iframe>




https://www.washingtonpost.com/news/arts-and-entertainment/wp/2016/01/28/weve-lost-em-god-bless-em-what-it-was-like-to-witness-the-challenger-disaster/?tid=sm_tw


30年前の今日、もう一つの「リフトオフ」があった。
改めて添付のビデオを見直すと、いろんな事がわかる。
もの悲しいバックグランドソングは編集されたものだが、
それ以外は当事のその場の生の声。
明らかにイベントをカバーする局アナの声が二人。
そして終始淡々とした実況を続けたのは、NASAの関係者だろうか。

そして、ビデオの中盤、地上のNASAの打ち上げ担当者から、
シャトルの搭乗員にむけて「スロットル全開」の指示が入る、
乗組員が「了解」と返した直後、爆発が起こった。
この記事では、もしかしたらこの話題づくりのために
「チャレンジャー」に乗ったかもしれない女性記者が、
乗組員の家族をカバーするために現場近くで見ていた事が紹介されている。
彼女によれば、家族は最初何が起きたか解らなかった。
だが近くのNASA関係者が涙を浮かべたのを見て、何が起きたか悟ったという。
改めて驚いたのは、実況を担当した男性の反応。
感情を押さえ、冷静に対応している。
勿論、皆が全力で事故を防ぐ努力はした。
それでも想定の範囲の出来事ではある。
日本のメディアなら、取り乱してわめき散らさないと、
人間とは思われないだろう。
でもアメリカの本物のプロとは多分こう人を言う。
だからこの国は失敗を無駄にしない、、。

0 件のコメント:

コメントを投稿